劇場版 機動戦士ガンダム
宇宙世紀0079年9月18日~10月6日。
本作はV作戦~オデッサ作戦までを描く。この第一部はテレビ版の第1話~第13話を137分に編集したもの。正直、劇場版はあらすじ程度。突然、アムロがかんしゃくを起こしたり脱走したりと忙しい。物語を取るか人物描写を取るか、ガンダム作品の編集は難しい。当初、富野監督も四部構成だったとか。
僕が本作を観たのは10代の後半。僕の初ガンダムは『機動戦士Vガンダム』でした。それと比べると、この『機動戦士ガンダム』はリアル志向で驚いた。まぁ、アムロがV2アサルトバスターガンダムに乗ってたらフリーダムガンダムぐらい自由だっただろうけど。つまり、一騎当千。
〝男は涙を見せぬもの、見せぬもの〟
〝井萩麟〟は富野監督だと知ってました?テレビ版は富野監督が38歳の時に製作された。この歳なら考え方が定まっている頃だろう。
富野作品は戦争を否定も肯定もしない。むしろ、主人公が勝利することで肯定していく。戦争はそこにあり、逃げられず、過ぎ行くものであると。戦争には3人いる。戦う者、戦いに巻き込まれる者、それらを見て知る者。富野監督が地球連邦軍とジオン軍の両方を描く理由は善と悪を第三者視点で見てほしいからだと思う。さらに、両軍の中にいる善人と悪人を。さらに、一個人の心にある善意と悪意を。これは戦争の憎悪にまみれたオールドタイプにはできない。これは新たな世代ニュータイプへ向けた課題なのだと。
ただ、我々は戦士たちの行く末を見守るしかない。
◼️評価
物語:0.3/映像:0.4/美術:0.4/主演:0.4/リピ:0.3
結末:0.5/演出:0.2/音楽:0.2/助演:0.4/満足:0.3
コメント
0 件のコメント :
コメントを投稿