孤児院
1911年、フランスの孤児院事件 🇫🇷
◼️感想
願わくば、孤児に寄り添う者は清廉であってほしいものだが。フランスの実話を基にした作品だけあって、お国柄を表した作品だった。フランスの歴史には貴族主義が必ずついて回る。
18世紀末期のフランス革命よって打倒された貴族主義だったが、19世紀も形を変えつつ残っていく。ナポレオンの失脚後、七月革命、第二帝政、第三共和政と。フランスは貴族と庶民が交互に政権を奪取してきた。言うなれば、フランス庶民は貴族主義と戦ってきた。〈ブルジョワジー〉と言葉は羨望でもあるが、蔑視でもある。こういった背景で本作のように〈街ぐるみ〉が可能だった。
作品は詳細が不明なためか、少し淡白です。
◼️補足
※貴族主義の遍歴
▪️1789年:フランス革命で貴族が国外亡命
▪️1821年:ナポレオン死去
▪️1830年:七月革命の王政復古で貴族も復古
▪️1848年:二月革命で貴族の特権が制限
▪️1852年:第二帝政で貴族の権威が増す
▪️1870年:第三共和政でも貴族は衰えず
▪️1911年:本作の事件
物語:0.3/映像:0.3/主演:0.3/リピ:0.1
結末:0.4/音楽:0.2/助演:0.2/満足:0.4
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