スコア:3.6/5.0

スーパーマン第二弾 🦸

◼️感想
レスター監督版です。後々に制作されるドナー監督版と比較される本作ですが、レスター監督版はコミックの最初のページから最後のページまでを描いたよう。対して、ドナー監督版はスーパーマンの成長過程により焦点を当てています。

旧スーパーマンを見ていると、ヒーロー作品は必ずしもリアルである必要がないと感じてしまいます。特に、本作に登場する異星人ゾッド将軍一味の行動は少しコミカルであるものの、好奇心を持つ知的生命体ならば考えられなくもない。また、戦闘シーンも現代のようにワンカットで戦い続けるのでなく、複数カットを連続させたコミックを1コマずつ見ているような感覚がある。

◼️補足
前作監督のリチャード・ドナー監督は制作費の高騰や製作総指揮との確執を理由に途中降板した。後々、自ら再編集した『ドナー版(2006)』をリリースする。

物語:0.3/映像:0.4/主演:0.4/リピ:0.3
結末:0.2/音楽:0.2/助演:0.4/満足:0.4