2011年7月22日。🇳🇴

〈ウトヤ島の銃乱射事件〉を描いた実話作品。こちらは銃乱射事件後の犯人逮捕劇や裁判を重点的に犯人の人物像を追っています。

犯人の理路整然とした陳述に思わず驚いた。犯人の言葉は法的根拠も思想的根拠も極右なのですが、非の打ち所がない主義思想です。現行法を適用しなければ若者77人の虐殺さえ正当性があるように思えてくる。77人は移民を支援する反逆者であると。その上で犯人は政治犯になる用意もしていた。どこかネット世代の怪物のようだ。

犯人のナチス式敬礼にも驚きました。ヒトラーはこれらの未来を予見していたのだろうか。現ノルウェー人口500万人のうち約75万人が移民という。日本換算で1800万人が外国人の計算です。これは危機感を感じなくもない。移民問題は物理的に解決できない。人間の闘いは思想にあると感じますね。

◼️年表(2011年 - 2012年)
7月22日:銃乱射の72分後に逮捕
7月23日:反テロ法及び計画殺人で起訴
11月29日:統合失調症の診断
3月7日:テロ及び殺人罪で起訴
4月16日:初公判
8月23日:禁錮10年〜21年の実刑判決

2022年末日:仮釈放申請の棄却