本陣殺人事件
古谷一行主演の金田一耕助シリーズ第一作目。
言わずと知れた金田一耕助シリーズの初作。こちらはドラマ版の全三話。驚くことに、本ドラマ版は原作小説版をかなり改変しております。大きくは金田一が初っ端からいるところ。本来なら事件後に現れるのですが。これにより、金田一は親族と共に遺体の第一発見者となるのですが、この時点で金田一の役回りが原作小説版と大きく違っています。
古谷一行
原作小説版の金田一は事件後に飄々とニコニコとやってきて、一つ二つの現場検証で事件を解決してしまう。名探偵コナンの工藤新一みたいにズバッと。対して、本ドラマ版の金田一は警察から邪険にされながらも共に捜査する地道な探偵。古谷さんは最も人間味に溢れる金田一に感じますね。原作の金田一の方が意外なのか。
比較
原作小説版に忠実なのは中尾彬の映画版。あちらは構成もそのままで文学の侘び寂びが感じられます。対して、本ドラマ版は刑事ドラマのように順を追って事件解決へ向かうので理解しやすい。こちらは面白みに欠ける構成ですが、終盤にかけて事件モノの様相をていしています。事件背景や動機に深く踏み込んでいるのは本ドラマ版でしょう。あと、トリックの再現度も一番。
◼️原作小説
題名:本陣殺人事件
作者:横溝正史
出版:青珠社(1947)
◼️評価
物語:0.3/映像:0.3/美術:0.3/主演:0.3/リピ:0.2
結末:0.3/演出:0.3/音楽:0.4/助演:0.3/満足:0.3
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