マクロス ゼロ
西暦2008年7月、鳥の人
◼️感想
『超時空要塞マクロス』の7ヶ月前が舞台。まだ、人類がお互いに争っていた時代の物語。
「オレ、ラブレター突きつけて凄んでたのか」
本作、アメリカ同時多発テロの影響により、可変戦闘機バルキリー初号機の開発物語から島国の伝承物語へ変更したのだとか。個人的に、嬉しい誤算でした。
「あなたに呪のカドゥンをつけて上げましょうか」
突如、宇宙から飛来した異星人の無人宇宙船(マクロスと命名される)により、人類は異星人の存在を知る。直後、このオーバーテクノロジーの争奪戦(統合戦争)が始まるのですが、本作はこの戦争末期の島国が舞台。ちなみに、この7ヶ月後の『超時空要塞マクロス』にて、これまた突如として起動したマクロスが冥王星付近にフォールド(ワープ)し、人類は異星人とファーストコンタクトする。
「マニュアル大事にしてるヤツは早死するぞ」
もし、我々が異星人の存在に確証を得たらどうするだろう。マクロス世界では利権を巡って世界が二分された。この現状を予見したかのように、マクロス世界の人類創造主は「鳥の人」を地球へ残した。目的は幼き人類を「滅びの歌」で抹殺するためである。本作、それまでアニメチックだったシリーズをオカルティックな段階へ。
「聞こえるよサラ。君の、そしてマヤンの人々の歌が」
結局、この歌は歌われなかった。本作の三角関係は悲しい結末を迎えますが、50年後を舞台とした続編『マクロスF』でも語られます。いつか、シンとサラのエピローグを描いてほしい。
「やっぱり、シンは鳥の人ね」
あと、語るべきは鈴健さん。主人公シン・工藤を演じた鈴村健一さんの生意気な吹替が最高。こちらはガンダムの時より幾分か大人、生意気とツンデレが本心を語る時が物語の最高潮です。
◼️補足
※東京アニメアワード2004「OVA部門作品賞」
※マクロス年表
▪️1999年7月:異星人の無人戦艦が飛来
▪️2008年7月:本アニメ
▪️2009年2月:『超時空要塞マクロス』
▪️2040年:『マクロスプラス』
▪️2045年:『マクロス7』
▪️2059年:『マクロスF』
物語:0.3/映像:0.3/主演:0.5/リピ:0.5
結末:0.4/音楽:0.2/助演:0.5/満足:0.4
コメント
0 件のコメント :
コメントを投稿