栄光への脱出(1960)
1947年7月。🇮🇱
〈エクソダス号事件〉と〈第一次中東戦争〉を描いた歴史作品。三時間半にわたって両出来事を描いています。
第二次世界大戦後、英国はユダヤ人に対してパレスチナ(エルサレム)への移住権を約束した。現地パレスチナは否認していたのだが、それを強行したのがエクソダス号だった。当然、ユダヤ人と現地人の間で戦争に発展してしまった。
本作は旧約聖書『出エジプト記』の現代版ともいうべき作品。不法移民船エクソダスで移民を導く主人公アリ(ポール・ニューマン)はさしずめモーセ。第二次世界大戦後にユダヤ人は船で約束の地を目指す。不安と希望と覚悟を描いた作品でした。
事件の10ヶ月後、ユダヤ人がイスラエル建国を宣言する。作中の宣言シーンは作中でも特に力が入った光景でした。およそ3000年の時を経て、故郷へ戻ったユダヤ人の執念たるや。これが今に続く中東問題なのですが、この月日は反論できない。
◼️年表(1947年 - 1948年)
5月15日:国連パレスチナ調査委員会の設立
7月18日:エクソダス号事件
11月29日:国連パレスチナ分割統治決議の選挙
5月14日:イギリスのパレスチナ統治終了とイスラエル建国
5月15日:第一次中東戦争が勃発
◼️原作
小説:エクソダス 栄光への脱出(1958)
作者:レオン・ユリス (🇺🇸)
※実際の乗船者数は4,515人でした。
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