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1941年11月14日、パンフィロフ将軍と28人の戦い。

◼️概要
原話は《パンフィロフの28人》というバルバロッサ作戦時の実話です。最終的に28人になる戦いが描かれています。

◼️解説
28人はソ連軍の第312狙撃師団1075連隊に属し、モスクワの西100kmに位置するヴィロコラムスクに配置されていました。最終的に、4,000人が28人になったみたいです。

◼️感想
少数精鋭が功を奏した作戦なのかも知れない。独ソ戦を通して、ソ連はナチス・ドイツの3倍以上の兵士の犠牲者が出た。自国でこれだけというのは、やはり命令系統を疑う。現在、この戦いの勇姿はロシアのアルマトイにあるパンフィロフ衛兵公園で静かに称えられています。

《実物大》がロシアン・ミリタリー作品の醍醐味です。確認できた限りの兵装は、
▪️モロトフ
▪️PPSh-41(サブマシンガン)
▪️Ⅳ号戦車(ナチス・ドイツ軍の戦車)
▪️デグチャリョフPTRD1941(対物ライフル) 
▪️RPG-40(対戦車手榴弾)
▪️57mmZiS-2(対戦車砲)
▪️PM1910(重機関銃)
▪️スコップ

意外と、モンゴロイドの俳優さんが多い。思えば、ソ連はコーカソイドとモンゴロイドが混在していたのだが、人種問題というものを聞かない。共産主義下では人種差別の概念もなくなるのだろうか。

物語:0.3/映像:0.4/主演:0.4/リピ:0.3
結末:0.4/音楽:0.2/助演:0.3/満足:0.4