オーメン
オーメン作品の第1作目。⁶₆⁶
◼️感想
もう一つのホラーの金字塔。原作が脚本であるため、神学が用いられたか分からない。けれど、666の数字はシリーズに多くの考察の余地を与えた。
「ここに知恵が必要である。賢い人は、獣の数字にどのような意味があるかを考えるがよい。数字は人間を指している。そして、数字は六百六十六である。」
というヨハネ黙示録の一節(13章18節)が数字の起源。獣は反キリストを指す。すなわち、666を持つ人間は悪魔の配下であるということ。この前の一節が長いので省略しましたが、数字が右手や額にあること、数字を悪魔に授かること、数字を持つ人間が人々の生活を支配することを示唆しています。666を持つ人間が悪魔そのものでないことがシリーズの考察を広げていますね。
ちなみに、歴史的観点では666を持つ人間はローマ皇帝の誰かとされている。聖書とは間接的表現の歴史書でもあります。聖書ではキリストの敵は悪魔や反キリストとされていますが、実際は主にローマ帝国を指しています。獣はキリスト教の迫害者を指す。具体的には666を持つ人間は第5代ローマ皇帝ネロであるといわれていますが怪しい。いずれにしろ、聖書ではキリスト教の迫害者を悪魔に見立てているのです。確かに、五賢帝以前のローマ帝国は悪魔の所業が続いていましたが。
もう一つ、本作は不吉な事件が数多く起こった作品でもあります。IRA(アイルランド共和国軍)の爆弾テロや飛行機墜落、関係者の怪死など。
◼️補足
※受賞歴
◾️第49回アカデミー賞
▪️作曲賞:ジェリー・ゴールドスミスが受賞
◼️評価
物語:0.2/映像:0.3/主演:0.4/リピ:0.3
結末:0.4/音楽:0.4/助演:0.3/満足:0.5
コメント
0 件のコメント :
コメントを投稿