ダンケルク
1940年5月10~6月4日。🇬🇧
〈ダンケルクの戦い〉を描いた実話作品。とある一般漁師の視点で戦争を見ていきます。
ダンケルクはフランス北岸に位置する街。第二次世界大戦のドイツ侵攻時にこの街から避難民の約36万人がイギリスへ亡命した。同時に、ここがイギリスとドイツの初戦場所となる。
ノーラン監督が戦争映画を撮るならばダンケルクしかない。なぜなら、ダンケルクは人々がドイツへの恐怖心を克服した瞬間だったから。開戦時、ドイツは電撃戦で周辺国を一方的に占領した。ドイツ兵は覚醒剤でブーストした力で二日間も眠らなかったという。そんな悪魔を退けたのがダンケルクだった。特に、
英空軍機スピットファイアと独空軍機メッサーシュミットの空戦。
それまで無敵だったメッサーシュミットがここで始めて敗北していく。この恐怖心の克服をハンス・ジマーの音楽が表現しています。聞いていると変調が分かる。また、本作はドイツ軍を登場させず。見えざる恐怖や内なる猜疑心の克服は監督作『ダークナイト』に通じるものを感じます。
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