感想文:4.4/5.0

悪魔祓いの金字塔。✟

再鑑賞です。恐怖が薄れた今でも見てしまう。
改めて、その理由を考えてみました。

<悪魔の存在を信じさせる手法>

母親の目、
病院の医学、
カラス神父の精神病理学、
メリン神父の神学、

最後は悪魔憑き以外の説明ができなくなる。
消去法で悪魔憑きを証明していく手法は、
とても学問的で普遍的に感じました。

今ならモキュメンタリーといえようか。

<神性を感じる>

悪魔憑きの少女リーガン役リンダ・ブレア、
悪魔憑きがあるならば、これ以上の表現はない。

対して、神父はただ神に祈りを捧げるのみ。
徹底した非暴力は安心感があるのだけれど…
それでも、最後は人の手に委ねられる。

悪魔を通じて、神の本質も描いた作品に思う。

また見たら追記かな…。

物語:0.4/映像:0.3/主演:0.5/リピ:0.5
結末:0.5/音楽:0.4/助演:0.3/満足:0.5