感想文:3.7/5.0

原作は週刊少年サンデー(昭和42年~44年)、百鬼丸が妖怪に奪われた48の肉体を取り戻す物語です。

「なぜ、題名を『どろろ』にしたのか?」

何となく理解できた。手塚治虫先生はどろろの目を通して戦国の世の悲惨を見せようとした。そして、妖怪退治する百鬼丸すら否定する存在であるために題名じゃなかったと思う。本作、バトルアニメを否定し、戦争に染まっていない子供へ向けた作品でした。

「ポケポケザムライ ヘーラヘラ」、
「トロトロザムライ ヘーラヘラ」
藤田淑子さんが歌うED「どろろのうた」も子ども目線。

どろろ役の松島みのりさん、モノクロの動くマンガのようなどろろの声が似合う。この時代の声優さんは多彩。

百鬼丸役の野沢那智さん、まずマクレーン刑事が思い浮かんだけど、それはそれでいい。イケボでした。

他、ハクション大魔王、旧・磯野波平、旧・しずかちゃんなど、世代的にギリ知ってる方も多かった。

物語:0.5/映像:0.3/主演:0.3/リピ:0.2
結末:0.3/音楽:0.4/助演:0.4/満足:0.3